2007年03月13日

すまい方日記・その17

見積依頼の頃・M邸の図面

更新が遅れてしまいました。
まーほんと、この2週間。娘の進学で、引っ越先の京都に数回。やれやれ。
PTAの引継やら会合、卒業式やらであたふた。
仕事で岐阜、白川村やらあっちこっち。
誘われた飲み会には断る気にはなれず、釣りにも行かねばならぬ。
しまいに風邪をひいて、カミさんに息子の入試まえになんてことと、隔離され。

すみません。ただの言い訳です。

M邸の見積依頼の続きです。
今回は作成した図面の紹介をしようと思いますが、文面もビジュアルも非常に堅いものになりそうです。あしからず。

M邸で作成したした図面は52枚になりました。枚数が多ければ良いってものではないんですが、だいたい住宅だとこんなものかな。
以下にその中でも主要な図を紹介していきます。


まず、特記仕様書です。普通にみても読みにくい所へ、また画像でなんじゃこりゃといった感じでしょうが、結構大切な図面で、各工事ごと(建築の工事は10以上の工事に分かれています。分業制なんですね。)の仕様(決めごと)を明記したものです。

建築は材料の集まりですので、たとえば合板(ベニヤ)にしてもたくさんの種類や規格がありますので、どれでも良いというわけにはいきません。健康住宅に適した規格の物を指定して行くわけです。そういった規格、仕様を一覧にまとめたものが特記仕様書です。

次に、仕上げ表>配置図>付近見取り図>面積表>平面図ときまして


立面図となります。建物の外観(東西南北の4面)を書いた物で、どんな形なのか、どのような素材で仕上げるのかを符号を付けて、下段に明記していきます。

続いて、断面図>矩計図(かなばかりず)>平面詳細図ときまして


展開図となります。各部屋の壁面を表した図で、全室明記しますので枚数も6枚と多くなります。意匠(デザイン)の確認、施工時には欠かせない図面です。

続いて、天井伏図>建具表>家具詳細図>部分詳細図>外溝図ときまして


基礎図となります。字のごとく基礎部分を表した図面ですが、建物のいちばんの要ですし、完成したら見えにくい部分でもありますので、施工監理も大切です。前述の特記仕様書に地盤調査の実施も明記していますので、調査結果によって仕様変更もあります。

続いて床伏図>梁伏図>小屋伏図>軸組図ときまして


壁量計算書です。言うなれば構造計算書のことで、建物の構造が現在の指定耐力に適合しているかどうかを示した図です。もちろん適合しています。(ここをごまかすとOO事件となります)

続いて(あぐんできました?)、仕口詳細図>仕口符号図>現況図で建築図はお終い。

電気設備図で照明、コンセント、弱電設備(TV、TEL、LANなど)、火災報知設備など電気に関わる仕様を書き込みます。


最後に、給排水設備図です。給水、排水など配管の計画や、空調設備、換気の計画も範疇に入ります。

以上、最後は書いている本人があぐんできまして、簡単になってきましたが、すべてがまとまって設計図となるわけです。逆に言えば、これだけまとめないと家は建たないということかな。

さあ、次は施工業者の選定です。次回へ・・

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