2007年01月19日

すまい方日記・その10

古材、古民家の再生ってなに?

という問い合わせをいただきました。その名のとおり、使われなくなった民家を移築、解体して現代の住宅や店舗に再利用することなんですけど、それのどこが良いの?と問われれば、現在では入手が困難な大材(特に欅材、栗材など)が得られることや、年月の経過でしかなし得ない色合いなど、すなわち味があるってことにつきると思います。

ただ、なかなか希望する材種のものが手に入らないことや、高価なことなど(新品と比べても)よほどお施主さんのこだわりがなければ使えるものでもないんですけど、個人的に大好きですし、ほんと新築では得られない良さがあります。以下に古材を利用し、手掛けさせていただいた店舗を紹介します。

ぜひお出かけ下さい。



割烹居酒屋「膳」(末広町)です。

当ブログでおなじみの、昨日御用!となった居酒屋おやじさんのお店です。随所に古材を使いました。もう6年ほど経ちますが、いまでも古びることなく良い店です(自画自賛?)居酒屋おやじさんはブログの口調とおりのやんちゃな方ですが、店づくりのこだわりや、料理に関してはほんとたいした人です。ぜひお出かけ下さい。(姉妹店の「くりや」「いずみ家」もご贔屓に)

 

家具メーカー (株)キタニ  ミュージアム「邯鄲亭」ーかんたんていーです。

富山より移築された民家が、北欧家具の博物館として再生されました。場所はホテルアソシアを越え、2キロほどいった、右手にあります。日本でもめずらしい北欧家具の復刻やリペアをされている(株)キタニの工場敷地の一角にあります。その他、ショップやショールームもありますのでお気軽にお出かけ下さい。高山にもこんなとこがあったんかーとびっくりされることと思います。



七日町にひっそりとたたずむ「棗」-なつめ-です。

季節の味の店として2年前にオープンしました。店主が宣伝嫌いなものですから、あまり知られていませんが、知る人ぞ知る人気店になってきました。いまでも、欅の1枚板をもって(担いできたわけではありませんが)設計を依頼していただいた時を思い出します。ちなみにカウンターのイスは、(株)キタニが制作している、北欧のデザイナー・ヤコブ、ケアの名作椅子「FN Chair」です。店主はほめると調子に乗るタイプですのであまりほめませんが、異業種から修行して独立するまでになるには並大抵ではなかっとことと思います。随所に古材を利用していますのでぜひお出かけ下さい。

アブデザインWEB もご覧下さい。


 




 



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