2006年12月13日

すまい方日記・その3

11月某日・続現地にて打ち合わせ

「さて、どんな家にしたいの?」

といったかたちで話が始まりました。

家の要望をお聞きするときに気を付けていることがあります。私はこんな家にしたいと理路整然とお話されるお客さんはめったにみえません。こんな家にしたいという思いはいくつもあるんだけどなかなか整理して話せない、という方がほとんどです。住宅メーカーでは、最初にアンケートスタイルで要望を聞くそうですが、それも決まり切ったすまいになりそうでイヤなもんですから、うちではやりません。それではじめにお願いするのが、「矛盾したことをどんどんいってください。アレもしたい、コレもしたい。けどアレもいや、コレもいや。と遠慮なく聞かせて下さい。あとはこっちで整理します」といったお願いをすると、徐々に話し始めてくれます。するとアンケートでは解らない、施主のニュアンス(本質)が感じ取れてくるんです。

といった話の中から要望として出てきたのが


・外観や室内のたたずまいは、昔の日本の洋館っぽい感じが良い。かといって外観が木や塗り壁だと
 管理が大変なのでイヤ(でたっ!早速の矛盾)

・室内は自然素材を吟味して提案してほしい。できるだけ化学素材は使わないで。

・部屋数は家族分(3室)と和室が1部屋ほしい。収納はあたりまえだができるだけたくさんほしい。

・リビング、ダイニング、キッチンは明るく、広く、とにかく居心地よくして。かといって、あけっぴろげは  好きじゃない(またでたっ!)

・車庫は、いまあるものを使うけれど、狭いし、ちょっと不便だナ。

・予算はあまりないので贅沢は望まない(結構、贅沢な要望が多いのだが?)

・あとはまかせる。


といって、まかせてくださったお客さんはいままで一人もいないんですが、話の端々から、どんな家を建てたい、住みたい、といったニュアンスは感じ取れてきました。

後日、日本の洋館の資料を見ながらの打ち合わせで、イイ感じとセレクトされたカットです。










室内のイメージはというと









だいたい、イメージのコンセンサスはとれてきたぞ!といいたいのですが、日本の洋館の資料はどれも豪邸ばかりで、イイのはあたりまえ。これを庶民の住まいにイメージを残しながらプランニングする
難題にはたと考え込む。

考え込んだ、最初のプランはどんな?といったところで次回・・・

 


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この記事へのコメント
写真とても素敵ですね〜。
参考といっても、
そこから予算とか、労力とか、更なる要望
とか、、、立地条件とか、、、
色々と大変そうですね。

でも、イメージできない自分にとって、
イメージできる方は、とって羨ましいです。
全て実現できない苦しみもおありかと思います
けど、、。

何気なく通る道も
素敵な家とかがあると、
通るのも楽しくなりますもんね。

アブデザインさんで、手がけられた物件も
色々見てみたいです^^

今後も楽しみにしてます^^
Posted by at 2006年12月13日 16:48
コメントありがとう。
これからいろいろ紹介させていただきます。
分かり難いところありましたらコメント下さい。
Posted by at 2006年12月18日 17:59