2007年09月22日

すまい方日記・その46

昨日は、レディスブティック 「ピエドプール」のライティングチェックを行いました。



8割がた店舗は完成していますが、商品はもちろんディスプレイ什器もセットされていませんので
オーナーのKさん夫婦と全体的な照度、光量と光質(光色)を確認します。
この光質というのが結構大切で、電球には大別して白色、昼白色、電球色があります。
そのブレンドで光質を決めていくんですが、ブティックではもちろん、商品がきれいに見えなくては
いけません。そして鏡に映るお客さんもきれいに見せなきゃ(?)なりません。

ディスプレイスペースは白色をベースに自然に近い色に調整し、フィッティングスペースは
お客様の顔色がよく見えるように電球色を加えます。また、シャドーが入らないように心がける
ことも大切ですね。(これは美容院も同じ)



オーナーのKさん夫婦の会話は、どこまでが冗談か本気かわからないので大変なんですが
(大分慣れましたけど)、おおむね満足されたようです。



今月中には外溝も完了し、什器も徐々に搬入されます。

10月13日(土)オープンです。ご来店お待ちします。(昭和町、コアモール様お隣です)  

2007年09月21日

すまい方日記・その45

奈良市のM邸へ向かう道中、
いつか寄ろうと思いながら通うこと10ヶ月、そろそろM邸も完成に近づき、こりゃいかんと
寄ったのがここ



国立国会図書館関西館です。

この図書館は、日本国内で刊行されるすべての出版物が収集、納品され、資料を一般に公開する、わが国唯一の施設です。
この関西館で収蔵能力が600万冊、東京本館で1,200万冊の書籍が収蔵されています。
ちょっと想像がつかないですね。

 

エントランスに向かうアプローチ両サイドには、このような芝生の張った、のこぎり状の屋根が続きます。

この下に閲覧室があるわけですが、このトップライトからの自然光と人口光を混合して、閲覧に適した光の強度、
色、質を補正してるんだって。

入場して閲覧室に入ると



このように、やさしい光が拡散されています。

ここで、警備のかたに写真撮影を咎められ(撮影禁止でした)しばし閲覧。

18歳以下の方は入場禁止であったり、入場手続きが必要だったりと、非常にカタい施設ですけど
全世界の新聞があったりと面白いですよ。一度お立ち寄りあれ。京奈和自動車道、精華学研IC下車、すぐです。

と、立ち寄ったあとM邸へ。



本日は、設計事務所の下検査、確認申請の完了検査です。



検査官青木の厳しい目が光ります。







手直し箇所は20数箇所に及びましたが、25日の引渡しまでには完了できそうです。

この後、クリーニングを行い、最後に床を塗って(自然塗料)完了です。

建築事務所の完了検査も無事合格しました。

25日引渡し後、完成写真をまたご紹介します。  

2007年09月05日

すまい方日記・その44

アップが遅れてしまいましたが、昭和町で工事進行中の レディスブティック 「ピエドプール」 も形が見えてきました。



場所はコア21モールお隣の、分譲マンション1階です。

ショップイメージをオーナーと話している時、キーとしてでてきたのがありていの「ナチュラルモダン」という言葉でした。たとえば、飲食店と小売店の設計をさせていただく場合、大きく違うのが主役の置き方です。ちょっと分かり難いんで、これから説明しますが、長くなりますので興味ない人はとばして下さいね。

飲食店の主役といえば、その店のメニューとお客様、いわば食事のシーンとなります。おのずと設計をする際は、いかにお客様に満足のゆく食事シーンを与えられるかに主観をおきます。かたや小売店の主役といえば、やっぱり商品となりますね。どうしたら商品を魅力的にみせられるか、お客様の購買意欲をかきたてられるかということを考えるんです。じゃあ、その主役の置き方の違いってなに?ってことになる。

飲食店の主役は食事のシーン、小売店は商品と書きましたが、どちらもそれを感じてもらわなければならないのはお客様です。お客様は体のどこでそれを感じるか?飲食店でいえばまずは目、そして口、鼻(匂い)、耳、手などなどとなります。小売店ではとなるとまずは目(これは同じ)、そして手、足(歩く)、耳などなどといったところでしょうか。ようするに、飲食店ではお客様は基本的に受け身なんですね。メニューをオーダーするなどあれど、サービスを受ける立場なんです。

かたや小売店はというと、受け身になるのはお客様ではなくて、店なんですね。お客様が興味を持って入店し、足を使って物色し、購買欲を継続しない限り、お買いあげにはならないですし、満足もされない。そこが飲食、小売店を設計する際の考え方の大きく違うところで、まず私はここの置き所を確認してから(業態によってさじ加減が違いますので)、プランをスタートさせます。

あとはオーナーと話し合いながら、プランを練り上げ、サービスという負荷価値をつけながら店創りを進めていくんです。

ピエドプールでは、「ナチュラルモダン」というキーがでました。それを前述の主役の置き方としてとらえたとき、どういう表現が可能か、また妥当なのかを考えました。偉そうな前口上のあとで、パースを見てもらうのはいささかためらいますが、そんなことを考えながらまとめ上げたのがこちらです。

  
                             こちらはファサードのイメージです。


                                      内観のアイソメです。

 
こちらも



店内レイアウトでオーナーから要望としてでたのが、回遊性のあるショップ、シーンのあるショップでした。それをスペースの中でいかに表現するかが第一の課題です。そのひとつの回答としてこのショップには事務室、休憩室、裏方部屋のたぐいはありません。すべてショップです。それがどうでるのか?ちょっと心配ですが、反面楽しみです。

10月13日(土)オープンです。ご来店お待ちしております。

PS・ちなみに店内はここまで進んでいます。



  

2007年09月03日

すまい方日記・その43

神奈川県藤沢市湘南台にて工事が進んでいました、飛騨牛と郷土料理の店「かんかこ 湘南台店」が9月1日オープンしました。





おかげさまで、盛況のうちに初日を終えられたようです。








ほろよい気分で写っている右手が、施工をしていただいた(株)英建の都竹社長です。左手のおでこに照明が乱反射中のお方が
(株)エスキューブの下垣津社長です(空調と厨房を担当していただきました)。本当にお疲れさまでした。